6月27日からの展示のお知らせ

こんにちわ。
「早良美術館るうゑ」です。

今日から、また新しい個展が始まりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

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前回「古川吉重・真島明子展」にお越しいただいたみなさん
本当にありがとうございました。
各方面からも素晴らしいコメントをいただいたり
多数の新聞にも記事として取り上げていただいたりと
古川吉重さん真島明子さんの評価の
素晴らしさを改めて感じるものでした。




さて、今回は「小林和子作品展」を開催中です。
どうぞお越し下さい。











『小林和子作品展 』  
2007年06月27日(水)〜07月08日(日)








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主婦失格
小林和子

随分昔の話です。
私は子供が喜ぶ朝食を作ろうと画期的なアイディアが閃いた。
ホットケーキの素で団子を作り味噌汁の中にポトン。
ファーと浮き上る、どんなにお玉で押さえても
「ファー」と沈まない、蓋を被せそっと覗くと鍋一杯に膨れ上った。
「オーイ珍しい味噌汁ダヨ」と息子達を起こす、
ドドド、何時もの様に階段を落ちて来た。
「なんだこりや」 「勘弁してよ」。こ
の予期せぬ出来事は今も笑い話となっている。
料理をする事は誰かを喜ばせたいと願う感情が働きますが、
絵を描くことは描きたいと思う自分自身の気ままな行為で
感性を駆使して創造します。
同じ創作であってもそこには大きな違いがあるようです。
 何れにせよ巧くいかない。
わがままな私は料理より日々絵筆を楽しんでいます。

              (福岡市早良区在住)







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6月の展示のお知らせ

こんにちわ。
「早良美術館るうゑ」です。

今日から開催される展示のお知らせを致します。
6月に入り梅雨入宣言もそろそろのこの季節、
いかがお過ごしですか?
紫陽花も今年は温暖の影響で早く咲き
梅雨前に観る事ができ少し不思議な感じですが........。
そんな季節の中、古川吉重・真島明子展を開催しております。
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お二人のイマジネーション溢れる作品が一度に鑑賞でき
観るこちら側もお二人の素晴らしい世界を堪能出来
頭を巡る旅が味わえます。
是非、お越し下さい。




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『古川吉重・真島明子展 』  
2007年06月06日(水)〜06月24日(日)










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 ニューヨーク日和
                       古川吉重
住んでいたニューヨークの住宅兼アトリエは一九七〇年代当時の
市長リンゼイがアーチスト用に改装した建物。
近くには小さな公園があって子どもの遊ぷ
広場にすべり台やプランコが置いてある。
大人たちは、横の広場の赤い練瓦だたみの
上のベンチに坐って、外を眺めながらゆっくり休み、
持って来たサンドイッチを昼食にしている人もいる。
そこには十五、六本のリンデンの木があって、
冬には空に伸びる幹と枝の美しさ、葉の茂る季節は、
心地よい日影を作ってくれる。この辺りには、
高いビルがなく、四、五階どまりの赤い練瓦建ての住宅ばかり。
これがウエストヴィレヂの古い住宅街として恰好の場所なのか、
時折映画用の大型車が停車している。
が、別に人の集る気配はなく、トラックや乗用車の往来も平常通り.
公園の中は、紙屑や空びんを備えつけの籠の中に入れ、
散らかさないので、いつも綺麗だ。
プランコやシーソーの下には部厚いゴムシートがあって危くはない。

     (神奈川県相模原市在住)












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 ニューヨークと私の作品
                      真島明子
                 
一年ぶりにニューヨークに着いてみると、
今まで感じられなかった感覚が体に響いてきた。
車の音、人々の話し声、すべてが大きい。
ダイナミックなタイヤと分厚い鉄板で出来た
トラックが奏でるあの騒音は、強く私の腹に響いてくる。
これがニューヨークか。
決してきれいではない。
雑。
そう、雑な迫力。
この環境の中でニューヨーカーは、生活し、
物を考え、想像しているのか。
日本人には真似の出来ない芸術作品が出来るのが納得できる。
日本とはここが違うのかと、
やっと原点を見い出したような気がした 
今まで何度も往復しているのに、
だんだん日本滞在が長くなったせいか、
私の体、感覚が日本の土壌に慣らされていったためだろう。
テーブルの板もぶ厚い。椅子も高い。
我がアトリエに立ってみると、
高い天井と床の間に挟まった自分が、
空間に圧迫された気がする。
「これがわからなかったら、
アメリカンアートが理解できたなんて言えないよネー。」
とつぶやく。全てが高く作られているので、
背伸びをして生活している自分が疲れてくる。
「日本は水平だ。」そう思った。 街を歩くと、レンガの生の感触。
カフェに入ると、何十年ものそのままの壁板は、
ペンキも所々剥れ、汚れもあるが、
人々はその歴史を快さそうに楽しんでいる。
これが、雰囲気なのか。
「雰囲気って、作り出すものではなく、にじみ出るものなのか。」
そう思った.大好きなこのカフェが、
いつも通り日常生活の中に溶け込んでいるのが嬉しかった。
決して磨き尽くされてはいない生の素材。
コンクリートだって、ペンキだって、
ペンキはペンキだって感じがする。
私の作品は、木を素材としているが、
荒削りの部分がよくある。
「どうして、ここ磨かないんですか?」
ニューヨークでの最初のソーホーでの個展の時、
オープニングに来てくれた日本人の知人が言った。
この魅力、わかってよ。
私の作品は、ここ数年、薄くなったような気がする。
塊が好きだった。ビルの入り口に、
荒い運転の車に傷つけられないように、
コンクリートで分厚く補強してある。
それが、こんもり盛り上がっている。
そのボリューム感、存在感に惹かれる。
部屋の中で一人ソファーに座っていると、
高い天井と二階へ続く長い階段の入り口が目に入る.
そこに出来た形を見ると、立体と空間の魅力に引き込まれる。
この空間、これからどうにかならないかなあ。

           (神奈川県相模原市在住)















プロフィール

sawararuhe

Author:sawararuhe
1994年5月より福岡県福岡市早良区石釜に、
小さな美術館を開いています。

美術館といいながら、美に憩う気ままな空間です。

「早良美術館るうゑ」。
(るうゑはドイツ語”Ruhè”)   

開館時間11:00am~5:00pm 毎週月•火 休館 入館料 200円
福岡市早良区大字石釜104-6
(092-803-1681)
http://twitter.com/sawararuhe

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