1月31日からの展示のお知らせです

こんにちわ。
「早良美術館るうゑ」です。





















2007年は田部光子さんの
素晴らしい「カット&油彩」で始まりました
「早良美術館るうゑ」
今年もどうぞよろしくお願い致します。

田部光子さんの作品は本当に素晴らしく、
作品展を観て下さる方々を
今も魅了し、只今も開催中です。













Dsc01567























田部光子さんは、.........
九州派のメンバーとしての位置付けだけでなく、
田部光子は自身のシンボルともいえる「林檎シリーズ」や、
ノートの真ん中をくりぬき、ポップなコラージュで仕上げた100冊の
「ノートブック・シリーズ」などで知られる作家です。
  それと同時に、田部は水俣病などがクローズアップされる以前に、
アスファルトを画材として制作した≪魚族の怒り≫(1957年)や、
子育てをしながら活動を続ける自身の状況を反映させた
オブジェ≪人工胎盤≫(1961年)などを通して、環境問題や
ジェンダー/フェミニズム問題に、いち早く反応し続けてきた芸術家でもあります。
(『九州力』カタログより抜粋)

28日までの展示となっております。
どうぞお越し下さい。










それでは次回のお知らせです。
井上明子さんの言葉の後、
館長随想の3回目も掲載しております。
どうぞ合わせてお楽しみ下さい。
























『井上康治1+2(直江・明子)展』
2007年01月31日(水)〜02月18日(日)






Inoue
お父さんお父さん  井上明子

平成十八年八月に
父が亡くなりました。
誕生日を間近に控えた暑い夏の最中、
一人駆け足で逝ってしまいました。
長年持病を抱えつつも比較的元気に絵に取り組み、
常にアンテナを張って心に留まるものを吸収しながら
コツコツと努力を重ねていました。
私が求めれば惜しみなくその知識や画材を分け与えてくれる父であり、
絵について語る時は
良い友人でもありました。
画壇で活躍をした芸術家では決してありませんでしたが、
絵に対する姿勢と見ようとする方向性は
誠実で真摯なものだったと思います。
そういう父で良かった、
芸術家の居ない家族の中で最初の一歩を
踏み出して大きな意思を私に繋げてくれました。
私もささやかながらそういう大きな流れの中で、
絵に関わっていきたいと思います。
私の体の中に、目の中におそらくあるだろう父の気配を感じつつ、
私自身を探って、もっと絵の中に溺れてみたいと思っています。
  (福岡市西区在住)






















ー館 長 随 想ー
                       
 私記 松田正平 その四                  東 義人
 

 十年ほど前、増えすぎた単行本や雑誌を廃棄すべく整理した。
ドイツ語ラジオテキストも捨てるつもりだった。
ところがその表紙の絵図に眼をとめ俄かに心奪われた。
どこかで見たような既視感とともに、
一枚の絵画としての温かみとなつかしさの魅力に惹かれた。
 表紙絵の画家は松田正平。テキスト使用時は全然気にもとめなかった。
ただちょっとヨーロッパ的ドイツ風の雰囲気があるな、ぐらいに思っていた。
もちろん当時は松田正乎の名前すら認知していない。
 NHKラジオテキストDeutsch初級/講師 植田敏郎/10月ドイツ語  
絵は赤い屋根の家並みの俯観・ローテンプルグの町の一角かもしれない。
一九五九(昭和34)年9月15日発行。定価三〇円。
 松田正平描く表紙絵テキストは数えて16冊。
確認した最後の16冊目は一九六一昭和36年3月15日発行で
、4・5月号、講師は藤田五郎となっている。
三〇円変らず。ドイツ語学習はモノにならなかったが、
16冊のテキストはいまや私の宝物になった。
 松田正平テキスト表紙絵制作のことを
山口県立美術館編集発行「松田正平」(一九八七年)年譜で確める。
一九五五(昭和30)年 43才(前略)この年ころからパリに行く原精一のあとをうけ、
日輿証券絵画部に教えに行く。
また、このころから数年間、かつてパリ時代におなじアパートに住んだ
前田陽一の世話でNHKフランス語講座(ラジオ)のテキスト表紙絵などのアルバイトをする。
のちにはドイツ語講座テキストのカット絵などもひきうける。
 ここにはドイツ語テキストのカット絵などとあるが表紙絵が正しい。
私の所有する松田正平表紙絵テキストのカット絵は別人が担当している。
前田陽一とはフランス文学専攻の東京大学教授で、正平さんがパリにいる間中、
先住者前田氏と同じアパートに住んでいる。
そして語学習得のためエコール・ド・アリアンスに登録したとある。
絵を学ぶためにはフランス語をまずモノにする必要があったのだろう。
 正平さんは一九三七年から5年間の予定でパリ留学を志したが、
第二次世界大戦のため2年で切りあげ、止むを得ず三九年帰国した。
正平さんのフランス語はついに耳にすることはなかったが、
宇部恩田の自宅書架には部厚いフランス語背文字の本が何冊も並んでいた。


続きは次回へ.......




Dsc00176

プロフィール

sawararuhe

Author:sawararuhe
1994年5月より福岡県福岡市早良区石釜に、
小さな美術館を開いています。

美術館といいながら、美に憩う気ままな空間です。

「早良美術館るうゑ」。
(るうゑはドイツ語”Ruhè”)   

開館時間11:00am~5:00pm 毎週月•火 休館 入館料 200円
福岡市早良区大字石釜104-6
(092-803-1681)
http://twitter.com/sawararuhe

最新記事
早良美術館るうゑ twitter
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR